2013-01-01から1年間の記事一覧

「待つ」ということ

今週も辛く長い1週間だった。「死にたい」「帰りたい」「やめたい」が頭を巡っていた1週間。Judee Sillの「500 miles」だけを聴いて電車を行き帰りした。体調のせいか冬のせいか。こんなのずっと続くのはさすがに嫌だ。未来のことが考えられない。 「 時間と…

北斗七星

金曜の晩、早く終われたら渋谷に「女っ気なし」を観に行こうと思っていたのだけど、だらだらと残ってしまいどうしようか帰ろうかと迷っていたら会社の人に誘われたので飲みに行った。楽しくはなかったけど、会社の人を知れたということで悪くない会だった。…

まんまるじゃなかった、しろいいし

11月16日、前野健太デビュー6周年記念公演を観る@東京キネマ倶楽部。ステージへと続く階段より登場、ギターを弾きながら階段を降りてバンドメンバーと合流する。バンドでの1曲目は、「love」をアレンジを変えて歌っていた。数年前の音源ではすこし弱々しく…

湿地: 駐輪場はいつもじめじめとぬかるんでいる。

この1週間は毎朝起きて会社のドアを開けるまで、時には帰るときも、死にたいってずっと思ってて、でもこの死にたいというのは本当に死を望んでいるわけではなくてどちらかというとやめたいに近く、でもやめる気がある訳でもなく、安心の呪文のように、朝家か…

「愛はいかが?」

10月31日、「柴田聡子の神保町ひとりぼっち3」を観に行った@神保町試聴室。柴田聡子さんの音源は最近繰り返しよく聴いていて、ライブを観に行ったのは初めてだった。知らない曲をたくさん歌ってた、何曲聴いても、歌ってる姿をいくら見つめても彼女がどうい…

la vie

生きることは繰り返すこと。同じ寝床で目覚め決まった道を通い共に働く人々に会いいつもの飯を食らい同じ寝床に就く。映画『風立ちぬ』の中のリフレインは、それを象徴していた。二郎が長く付き合ってきた人々は時間が移り変わるたびに同じ口癖を繰り返す。…

take and give

旅行へは行けなかったけど、女友達6人で集まった。 言葉にすると書かなくてもよくなる。書いたことを口から発するほうがまだよい。酒を飲んで、自分が言っていることの果たしてどこまでが本当か?でも、ちゃんと記録しておくために。周りは何も悪くない。 そ…

真面目すぎるんだよ

このパーティーには始めから3回目の参加だけど、1回目のときとは違って男も女も少しずつしらけてる。みんな、頭上に設置されたテレビの映像ばかり見てる。知人に突然「次からは来る権利ないから」と言われ、心では「やっぱりそうか」と信じながらも言い訳を…

「小学校からやりなおせ」

家族と瀬戸内国際芸術祭2013へ行った。2010年、3年前にも行ったので覚えている景色があった。瀬戸内海は穏やかで、光が波に反射してきらきらしているから好き。 島ではそこらでキウイがなっていたりする。島は、栄えた街にいるのと比べて鳴っている音が圧倒…

風は吹いているか?

からだってひとつしかなくて、こころがわかりあえないのとおなじで、からだも誰とも共有できないんだな 「からだにはいのちがひとつ入ってて水と食事を求めたりする」 夏が終わってしまう。今年は向日葵を見なかった。今年は異常に暑かったことを来年の夏に…

ここ2週間でいちばん震えた

炭酸水

元気だよ、楽しいよ、って言うのも飽きてきた。嫌なことやストレスに感じることがあったとしても、言葉にしなければいずれ忘れてしまうと信じている。だから自分がどんな気持ちでいるのかよくわからない。もっと諦めなければならない、ってずっと思うし、な…

見つけてくれた

先週末は京都へ『ダンスナンバー 時をかける少女』とロロ『ミーツ』を観に行った。映画のサウンドトラックを買って、気に入ってこの1週間ほぼ毎日聴いていた。倉内太さんの楽曲とロロの世界観は本当にぴったりマッチしていると知る。収録曲は倉内太さんの新…

「何しに僕は生きているのかと」

一人暮らしの特権のひとつに食事の時間の自由がある、というのをさっき発見したので、昼ご飯か夕ご飯かわからない、どちらでもないどちらでもいい、食事をとった。貧弱な装備ながら自炊もしている。野菜をよく買ってきて調理する、切ったり、炒めたり、煮た…

あなたのくらし

白い汽笛のアルバムを買ったら、デモCDRではインスト曲だった「白い汽笛」が「白い汽笛(かもめ)」となって歌がついていて、音楽って自由なんだなあ、と思えて喜びを感じました 私がいま住んでいる団地にはたくさん、たくさんの人が住んでいて、駅から家ま…

あいたいひと

会社の人としか会わないし、あんまり連絡取らないし、今までの私がどこかで死んでしまったみたいだ。距離なんてたいして気にしないけど、身体はひとつしかないってことをよく知る。いまどこに生きてるのかわからなくなる、だれが生きてるんだろ

すべての言葉は

3月末からしばらく、西で暮らすことになったのでその準備をしている。自分を周りから削いでいくようだ。一般的な社会人になる覚悟を少しずつ固めている、東京にいないとなるとエンターテインメントの情報へも興味が薄くなってきて、これからはなんとなく時間…

3DK

バイト中、ちょっとしたことで突然とてつもなく悲しくなって涙が出そうになったけれど急に泣くなんてさすがにできない。行きの電車で読んでた村上春樹の文章で登場人物が「やれやれ」と鍵括弧付きで言ってたのを思い出して、人間が「やれやれ」「やれやれ」…

口癖が「たすけて」のひと

こんなにも共感できないものだったっけ?昔は、大学入ったばかりの頃は、もっとおおまかで、好きなものが一緒なだけでもすごく自分に近く感じていたはず。人と話していて「わかる〜!」ってひどく共感することが減った、ここは同じだけどここは違うな、って…

ある丘

男の人は、私には想像もつかないほどの大きいものを背負っているのだなと感じた。ある丘のようなものを 4月から白紙へ飛び込むような気持ち

いちにちめ

静かだ。静かで、でも少しずつうねりをもって動いている。林檎を囓って食べた。 まゆげ、上を向いたまつげ、ピンクのチーク、ラメの入ったアイシャドウ、かたちよく垂れている前髪、肩まで届かないくらいのふわふわとした茶色い髪。小さいモチーフの付いた控…

かんがえごと

朝井リョウの『何者』を読んだ。友人に勧められてどんなもんかと斜に構えて読み始めたけれどとても面白かった。 現在の時代としての傾向なのか、私自身がそれに気付く時期にいるのか、触れた作品たちがたまたまそういうものばかりなのか、最近は、あなたは/…

ある夢

白鵬に触る夢を見た。2012年九月場所の千秋楽を観戦してから大相撲に興味を持ち始めたんですけど、私の推し力士は白鵬関です。それまでは相撲にまったく興味が無かったから大相撲野球賭博問題や朝青龍関の不祥事、白鵬の連勝続きの無敵時代などをほとんど知…

過去にしたくないから

西のことばを話す友達と一日一緒にいたら、別れたあとも家に帰ったあとも頭の中のわたしのことばがずっとその子のイントネーションで、慣れなくてふわふわとしていて、小さい子どもはこんな風な心地で言語を身につけてくのかなと思ってた。 「君の髪をなでて…

oeufs à la neige

偶然に会った友達と、居酒屋で美味い鮮魚を食べた。本日のお刺身のお造りにのった天然本マグロは普段食べるマグロと口当たりが全く違くてやわらか。お通しのカニも、鍋に入った少しにんにくの香るかきバターも素材の味がして、美味しかった。〆に頼んだ白子…

「埋まることのない心の溝の上をレコードの針は進んでいる」

雪が降った。雪が降るだけで感動する。雪が降っている風景って、いつ時が止まるかしれない。22時、街に人通りはほとんどなくて静かだった。 Gofishのライブを観に下北沢の富士見丘教会へ行った。2ヶ月半ぶりに新宿のタワーレコードへ行ってCDを数枚買う。下…

可もなく不可もなく

寝ても覚めても1日の価値が変わらない。眠っていても起きて活動していても何も変わらない。なんにもやる気が起きないときが一番死を近く感じる、こうやって人は死んでいくのかなって

赤いポスト

前野健太の「伊豆の踊り子」を聴きながら踊り子号に乗って伊豆に行きたいし、「ロマンスカー」聴きながらロマンスカーに乗って箱根に行きたいなあ。一緒に行ってくれる男の子がいたらさらによいなあ、 旅は何より電車で行きたいものだ。わたしはムーンライト…

ゆらゆら帝国は解散してから好きになって、坂本慎太郎という人間について大きな憧れや思い入れはないのだけど、『幻とのつきあい方』は気に入ってリリース後しばらくよく聴いてた。 新曲「死者より」のPVを見た、彼自身が死者なんじゃないかと思われる、この…