知りたい

月曜日は前野健太のソロライブ、「2012年、東京の秋」@吉祥寺MANDALA-2に行った。会場の端っこで聴いてた。前野さんはいつも通りサングラスをかけていて、でも私の座っていたところからはサングラスの向こうの彼の表情が見えて、ずっと伏し目がちに歌ってた。真正面から見ているよりも彼という人間に近くてうれしかった。ちょっとおじさんらしさを感じるところもあるけれどやっぱりかっこよかった。アルバムが近いうちに出るそうだ。「熱海」や新曲の「伊豆の踊り子」がとてもよかったので、好きな人と電車で旅行とか行きたいなあ、ってライブの後からずっと夢見ている。憧れてしまうほど遠いこと。Twitterのことを「トゥイッタ」と呼んでた、ツイッターとの付き合い方を考えてる。歌うはずだった「あたらしい朝」が聴きたかった。アンコールで「18の夏」をお客さんみんなと歌った、その日はSOLD OUTで満員でソロライブなのでみんなが彼を見にきてて、小さい控えめな声で周りの人みんな歌ってて、それは素敵な光景だった。彼の歌う『東京』ということばに説得力があるのは、彼が東京という街に住んでいて愛してて、でも東京が彼の故郷じゃないからかも。「コーヒーブルース」という曲で『同じ時代に生きてるわ』という歌詞がある、前野健太のライブを観るたび、同じ時代に彼が生きてて歌ってくれてることにすごく勇気づけられる。同じ時代に生きてるわ。
悪い夢を見た。文通を始めたいけれど躊躇してしまってだめ。何を言ってもことばだから全部ダウト
NHKのラジオで偶然東直子さんが出ていた、短歌についての番組に投稿されていた一首。
「増えすぎたクラゲを真水に入れるとかそういうことしか今日はしてない」