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5/3に岡村靖幸SPRINGツアー2016「幸福」@神奈川県民ホールを見に行ってから、恋に落ちたようになって、岡村ちゃんばっかり聴いています。去年のフジロックで初めて見たときも「初めて黄色い歓声が出そうになった」という自分としては衝撃的な体験をしたのだけど、今回はほんとに本格的、「恋は瞬発筋でスマイルしちゃうんだぜ」ってまさにこのこと、ライブ中終始にやにやしっぱなし(普段使ったことない表情筋を使っていた)、会えて嬉しいと本気で思った、ときめきすぎてハートが溶けると思った、もうかっこよすぎてしぬと思った、岡村ちゃんがこっちの方向を見て手を挙げると反射的に手を振ってしまうのだった。中学とか高校の学生の頃はこうやってアーティストに恋する気持ちがあったけど、結構久しぶりなので、驚いてもてあましてる。顔とかあんまりタイプじゃないはず、その動きってほんとにかっこいいの!って疑問に思うこともあるのだけど、いや結果かっこいいじゃん、っていうのに落ち着くのでわー恋に落ちてる感じだなーと。こうやって必死に冷静に分析しようとしてるところがわたしらしい。不思議だなあと思うのは、わたしが生まれる前の今のわたしと同い年くらいの彼の歌を今こうやって聴いて、今年2016年に出した最新アルバムの曲を24も年上の50歳の彼が歌っていて、それを同じように聴いてる。圧倒的に確かに、わたしの知らない時代を生きてる。誰かにとっての過去のヒット曲を新しく真剣に聴いてること。音楽ってそういうものなんだけどね。多分この調子だと近いうちもう1回はライブ行くだろうなあ、アラサー女性はジャニーズか韓流か宝塚かなにかしらにハマりだすっていうじゃん、それがわたしにとって岡村ちゃんだったら結構おもしろくてよい。「Super Girl」を歌って「自分たちしだいだぜー!」と煽ったあとのソロダンスでくるっと側転してて、ああ体現してる、すげえと感動した。自分しだいだぜ。