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2012年は8月で、2011年と2012年に、わかれる。今が2012年ならその前は2011年でしょ、そのくらい遠いい。それ以前の事を今年起こった出来事のように思えない。手帳を眺めていても覚えてはいるけれど伴ったはずの実感がとても薄い。"それなりに"辛い思いをしたね。想像力が人より足りない私は、経験することによって補っていくしかない。
短歌と演劇という今まで知らなかった表現に出会えたことがうれしい。週1の頻度でライブに行っていたのが、月2の割合で演劇を観に行くのに代わった。観た映画の本数が減ったかわりに読んだ本はいくらか増えたかなあ。友達と今年も遊べて、新しく友達と呼びたい人が何人か増えて、うれしい。友情のありがたさって身に染みますね。自分のことを前より人に伝えようとするようになったことは、進歩だと思っている。近づくほどの余裕はないね。
「すべて時が 解決してくれる」と歌うなんて、もちろんそうなんだけど、そんな直接的に言っちゃあなんだかちょっと風情がないよ、と最初は思っていたけれど、そう歌ってくれることは、安心するし、やさしいことでもあるね。