いま何考えてた?

なかったことにしましょう
野生の白いユリ。すべてが想定内であることについて。わたしが何回も何回も同じ話をするようになっても、笑って頷いてくれるでしょうか。何にも手を触れなくてもすべては進んでゆくこと。祝福について。
「それをきいたとき、とかげはやっと安心しました。安心したわけは、そのときちょうど心臓がとけたのです。」–宮沢賢治『洞熊学校を卒業した三人』