なにもつらくない、なにもかなしくない

お酒飲んだら自分のための日記に書き殴るようなことを人前で喋ってしまって、そしてそれをひととおり喋り尽くしたあとは何も出てこなくて途方に暮れて、情けないし恥ずかしい思いをしました。いまの私は何に対しても何も言えません。「ここにいる人間なんて全員自己中だよ」って言葉はちょっと掬われる気がしました。ドブではないが何言われても水たまりからは抜け出せないでしょう。でもちょっとだけでも掬われたようなね。お祭りの屋台の金魚すくい。赤いカーディガンがおそろいだねって夢を見た。何やっても誰かを撫ぜるだけである気がする。ノルウェイの森ごっこ。自分だけから出てくるもんってないのかなあ。そもそも生き方がまるで違った。「女の子らしい女の子だね」って初めて言われた。
ここにいるのだけが私じゃないしすべては過去の私でしかない、と否定したい気持ちはあるけど、でも例えばどこかの誰かから見ればこれしかないわけだ。そんな言い訳ってもう通用しないのかな。また海が見たい気分になってきた。それと美味しい水出しアイスコーヒーが飲みたいな