どうせ いつか いいえ きっと

彼氏ができて音楽の道を諦めて就職しようかと考えてる女の子、社会に出てからもどこかつながりを持っていたいから結婚も現実的に考える女の子の話を聞きながら、もうすぐ結婚して遠くへ引っ越してしまう女の子とその旦那さんになる男の子へのお祝いメッセージを描いてきた。やはり私はことばがこわくて「幸せになってね」とは言えず、そうするとなんだかふわっとしたことしか書けないし。自分の絵心の乏しさにも途方に暮れた。いまはたしかお嫁さんになったmmmさんの『ほーひ』を買ってきた帰りだったので、歌詞カードを友達と眺めてこりゃあすごいねと話し、メッセージと私と一緒に写真におさまる。とっても素敵なジャケット。その子に贈ろうかしら。「たぶん歌がない方が、結婚して、幸せになれる」「結婚したらたぶん詞が出てこない」と話す平賀さち枝さんのインタビューを帰り道、電車の中で読む。私にとって"結婚"という事象は、事象とか言っちゃうくらい現実的でないことだけれど、以前より意識的に気にするようになった。でも現実じゃない。好きな人と遠い知らない街で毎日一緒に過ごしてゆくなんてことは想像すると輝かしくて素晴らしいことだけれど、私が見ているそれは相当理想化された都合のいいビジョンなのだろう。
そのDUのインタビューで、「夜更かしとかもしないで、朝早く起きてお掃除したり、コツコツ働くことで、心が鍛えられる。」と平賀さち枝さんが言っていた。そっか、心を鍛えるのか。眠って夢なんか見てる時間が一番楽だし楽しいけれど、やっぱり、早寝早起きしないといけないなと思います。と言うのすらかなり勇気がいるほど眠るのが好きです。ぐぐぐぐ