「なんで隠すの?」

午前中は『物の味方』を読んでくすくす笑っていた。「かたつむり」が最高。私もエスカルゴになりたーーい。カラスが木の上でいちゃついてるのは、微笑ましい。
2人の男の子がすごく近しいことを話していて、私が彼と彼をつなげたらどんなにいいだろうと思うけれど、他人の話を聞いているだけなので、アウトプットができない。
自分がこれほどにも嘘を常用化していることに驚く。私は自分すらも騙す。誠実でいたいと言いながら小さな嘘を吐く。嘘は身体に染み付いた秘密主義からきている。私の意見は誰にも必要とされていなかった。高校生の頃、自分の「ことば」で「喋っていた」記憶が無い。
私のことばはすべて言い訳なのだ。「泣けばいいと思ってるんでしょ?」この苛立ちは外へ向けていくべきなのに。「死んだ目してるね」って普通に言われた。刃のほうが未だ痛くない。2010年の最悪な時期を思い出す。このままでいいわけないのになあ。生活に殺されたくないなあ。今までが全部無意味だったと気付く瞬間。私にも味方が欲しい。