世界

「生きつづけるための代償」という言葉が、強くならなければと思うたびに頭をよぎる。7月まで私は死んでいて、それゆえに大切なものを失くし、甘え続けていてはだめで、強くならなければならないと思わされた。自分を卑下することはいくらでもできても相手を憎む事は出来ず、言ってくれた言葉を基におそらくはきっと果たされないのだろう約束を脳内で勝手に契り合い、それを信じてこれからしばらく、癒えるまでは、こうしてやっていこうと思ってる。疑うことや恨むこともきっとしようと思えばできるけれど、自分を高めていって、その言葉を信じて信じて生きていかねば、という場所でしか結局は落ち着かない。「信じる」なんてそんな行為を今まで信じてこなかったので、この場所で佇んでいられる自分になかば驚いている。
観念的に言うのならばこんな感じ。別に高尚でもなんでもないです。俗っぽい説明、は私が傷つくので言いたくありません笑。実際に強くなれているのかはまだまだわからない。そんな簡単にはなれないものです。長い目で人生を見つめる事は、未だできかねます。自分がどうしようもなく、どうしようもない人間であることを深く認識し落ち込む日々でもあります。自分がこんなにも面倒くさい人間だったとは、今まで知らなかったよ。
夏は遠くへ行きたい。瀬戸内の海を、見に行きたいと思っています。