人は独り

人に触れるたびに劣等感が高まっていって、高まっていって、高まっていって、憂鬱になって あーもう死んじゃいたいわーみたいに思う よくないなあと思う
自分から言葉が出てこない、誰かが誰か自身のことを言葉で表せていることにうらやましいと思う 人がいるところだとうまく書けないのかなあ、読む人を意識して書く文章と自分のためだけに書く文章は別物で、ひとりごとのように喋っている文章のほうが愛おしいんじゃないかなんて思ってる 本当はぶちまけたいんだ何もかも
自分のからっぽ具合に吐き気がするよう毎日がうまくまわってない生の実感なんてない今まで生きてきて積み重ねられてきたはずのものが見当たらない 満たされない