右足と左足と右足と左足

下高井戸へ行ってきた!ごちゃごちゃ書こうとしたけど、しっくりこないからやめた。下高井戸は町でした。いい雰囲気。住みたいと思うかはわからない けど嫌いじゃなかった。蝉がずっと泣いてた。路地裏が好きだと思った。路地裏の雰囲気に惑わされて、そのあと新宿へ行ったら、新宿を本気で嫌いになりそうだった。いつもはイヤホンで耳を塞いでいるからね。私は音楽なんて聴いていなくて、それを利用しているのかもしれないと思った。静かなほうが好きだ。
彼は彼の成分の話をたくさんしてくれた。話をしてくれるのはうれしい。私はやっぱりいつものように話を聞いてばかりで、自分のことをうまく話せなかった。気にしすぎているのかな。たいしたことないのかな。本当は自分のことを話したいのかも。うそかも。うそかも。
彼がかけていたメガネをかけてみたら、普段見ている視界の1.7倍くらいクリアに見えて、衝撃的だった。私のメガネは曇って、濁っているのかもしれない。メガネなんてかけていてもかけていなくても、見ている景色は同じなのかもしれない。メガネを替えようかと思わされた。 ドトールの階段を降りているとき、前を降りる君の、無防備な首筋を絞めてあげようかと本気で考えた。さすがに、しなかったけど。会っている間、バイト中も、彼の歌った「戦闘機」が頭の中で鳴っていた。