やさしみ

いま自分の一番いやらしい特性を発揮してしまった。嫌だなあ、自分が不快になるだけなのに。
今日は神宮外苑花火大会に行ってきました。ももいろクローバーZを初めて生で見て、心の底から「ももクロ好きでよかったあっ!」と思えたのでそこで深く感動するとともに改めて今の自分に危機感を覚えました。彼女たちには元気をもらっています。花火をゆっくりと鑑賞するのは2年ぶりで、最初は自分の今までの、花火と向き合ってきた感覚を思い出していました。この胸に響く音好きだったなあ、とか色の無い、大きな、枝垂れる花火が好きなんだよなあ、とか。「花のように咲いては散っていく 命でしょ」「花のように散っては咲いた 命でしょ」という前野健太の詞を想っていました。花火は鎮魂の意味を持っていること、秩父宮ラグビー場に集まった2万人の観客が特に眩しい花火や大きい花火に一緒に歓声をあげて拍手をして喜ぶこと、この花火大会のコンセプトは「日本を元気にする花火」で、観客の多くは昔から花火を愛してきた、今年大震災を体験した日本人で、たしかに元気をもらえたような気がすることなどを、ぼんやりと考えていました。ぼんやりとね。花火が好きです。
他人のちょっとしたやさしさに触れては感動します。ほんの少しであっても、相手を想ったやさしい言葉や行動だったり、第三者の見知らぬ他人へ思いやりを分け与えられる人を見ると、自分にはできないなあ、と自身を糾弾しながら心を打たれる思いです。私は思いやりや親切心や配慮が足りていないです。例え人のそれが、偽善や自分の見栄のためであってもいいと思っている。
愛されるに足る人間になりたいです。