愛せない

夏の文章を読み返して、私は変わったと思った。周りの状況も変わっているし、私も少し変わっている。それは悲しいことだと思う。でもその悲しささえ、今はなぜか感じられない。長い文章をだらだらと打ちたくなった。文字に残さないと私はいない と思う。文章によって私は私のアイデンティティを確かめているのかもしれない。これがたいしたものじゃないことはわかっているさ。繊細さを失っている。厭世観を失っている。得たものなんてさほどない。失っている失っている失っている。「すべては変わって 少しずつ変わって/あなたがそれに 気付かないだけ」
ひとを求めそうで、求めそうで、こわい。でも、他人と付き合うことはできてもそれ以上は耐えられないんだろうと思っている。だいたいなんで、考え方の異なった他人とずっと一緒にいたりできるのか、私にはわからない。人が嫌い。みんな違う世界を生きているんだよ。彼女にあって私にはないもの。
だめな人間 っていうのは、どうしてもだめ な人なんだろうなあと思っていて、でも私はそうじゃないと、思っていたけれど、最近はそうじゃないのかもしれない。なんかいろいろうまくいかない。責任と課題が嫌い。おいしい珈琲が飲みたい。